「ビハインド」の意味とは?野球やサイトでの使い方・反対語も紹介

「ビハインド」はビジネスシーンや野球の解説などでよく見聞きする言葉です。現代ではYoutubeやウェブサイトなどでも活用され、日常生活に浸透しつつあるカタカナ語でもあります。

ここでは「ビハインド」の基本的な意味の他、野球やサッカーなどのスポーツ、またサイトなど分野別の使い方、反対語などを含めて紹介していきます。

「ビハインド」の意味とは?

「ビハインド」の意味は「後ろに」

「ビハインド」とは英語の「behind」をカタカナ語にしたもので、意味は「後ろに」「後方に」「裏側に」という意味があります。

「ビハインド」は「後ろ」という基本的な意味を中心に、広義的に使うことができる言葉の一つであす。その他、「陰に」「遅れて」「劣る」などの意味も持ち併せています。

「ビハインド」は後部座席も意味する

「ビハインド」は車や船などの後部座席を表すことがあります。車の助手席を「フロントシート」と呼ぶように、後部座席を「ビハインド」または「ビハインドシート」と呼んだりします。

「ビハインド」は英語でバックアップの意味も

「ビハインド」は「後ろに」という意味を軸としますが、英語圏では「相手の後ろにいる」つまり「バックアップする」「支援する」という良い意味でも使われます。たとえば、「いつも君を支援している」という文章は「I am always behind you」となります。

しかし、実際的にカタカナ語としては、まだまだ「後ろに」「隠れて」「遅れて」「劣る」などの意味で使われることが多く、「バックアップする」という意味で使わることは少ないです。

「ビハインド」のビジネスでの意味とは?

「ビハインド」とは進捗状況に遅れが出ていること

ビジネスシーンで「ビハインド」は「進捗状況に遅れが出ている」という意味で使われます。たとえば、プロジェクトで予定通り物事が進んでいなかったり、工場の生産工程で遅れが出ている時など、一般的に「既存のスケジュールに追いつかなければならない状況」で使われます。

また、外資系企業や海外企業とやりとりをしている部門などでは、「スケジュールに遅れていること」を「ビハインド・ザ・スケジュール」と言うこともあります。

「ビハインド」は企業地位や市場競争で負けていること

「ビハインド」は同業種のライバル企業に、経営面や社員教育、市場競争などの分野で遅れを取っている時にも使われます。

たとえば、ライバル会社は新しい経営手法を取り入れているが、自分の会社は古いやり方に固執しているという状況なら「うちは経営面でビハインドしている」と言うことができます。

また、社員教育の評価シーンでは、個人の能力やスキルの劣りに対し「技能がビハインドしている」などと言う場合もあります。

「ビハインド」をスポーツで使う場合の意味とは?

野球での「ビハインド」の意味

「ビハインド」という言葉を使うのは「表と裏がチェンジするシーンで得点差を示す時」です。つまり、何点差でどちらのチームが負けている、遅れを取っているという意味で使われます。

たとえば、4回の裏、表Aチームが裏Bチームに2点差で負けているとします。裏Bチームが守備で3アウトを取り、5回表Aチーム攻撃の出番が回ってきた時、「Aチームが2点ビハインドで5回表の始まりです」というように言ったりします。

野球では「ビハインド」という言葉をよく使いますが、解説者によっては「2年差でチェンジ」「2点遅れで表に入る」などのように表現する場合もあります。

サッカーでの「ビハインド」の意味

「ビハインド」をサッカーで使う場合も、野球の場合とほぼ同じです。「1点ビハインドで前半終了」「1点ビハインドに追いつく」というように使われます。

また、スポーツの種類によって言葉の選び方が異なってきますが、サッカーの場合は負けている状態を「ビハインドを背負う」ということがあります。たとえば「AチームがBチームに1点のビハインドを背負っている」を重荷を表す意図で使ったりします。

バスケットボールでの「ビハインド」の意味

「ビハインド」をバスケットボールの場合も、基本的にはサッカーと同じようなニュアンスです。主に「〇〇点の遅れを取っている」「〇〇点、負けている」という意味で使われます。

「野球」や「サッカー」と違って、バスケットボールの公式試合では「40ー50」「80-110」など、2桁はもちろん3桁という大得点を取ることもあります。1回で3点・4点を稼ぐことができるスリーポイントやカウントワンスローなどが存在するため、数点の差が命取りになったり、反対に逆転のチャンスともなり得るわけです。

こういった状況から、バスケットボールでは「3点ビハインドにまで追いついた」「3点ビハインドのままラスト5分に突入」というように使われます。

また、ドリブルの技術で、ボールを背後で移動すること(右手から左手、またはその逆)を「ビハインド・ザ・バック」といいます。

「ビハインド」WebサイトやYoutubeでの意味とは?

「ビハインド」の意味は「撮影の裏側」

「ビハインド」はYoutubeやあらゆる映像の世界で「撮影の裏側」という意味で使われます。通常、スクリーンを通して視聴者が観ることのないレアな撮影風景や、スタッフの会話、出演者の生の声などをまとめた、いわゆる「撮影での裏側部分」を指す時に使われます。

「このようなドタバタ劇があった」「あんな出来事もあった」など、サプライズ映像や秘蔵映像などが公開されることもあり、人気歌手や有名人のビハインドは常に人気を極める項目になっています。

「ビハインド」は「非公開映像」の意味も

「ビハインド」はYoutubeの世界で「非公開映像」というようなニュアンスで使われることもあります。

Youtubeや映画の世界では、映像の編集は欠かせません。もちろん、ここで長時間の撮影でも全てを配信することができないこともあります。そのようなカット部分を「非公開映像」として別枠で用意し、隠れた部分、つまり「ビハインド」として配信することがあります。

「ビハインド」はWebサイトで「投稿が遅れること」

「ビハインド」はWebサイトの投稿でも使う言葉の一つです。

たとえば、毎日Webサイトの投稿をしている人がいるとします。しかし、何らかの事情で更新が遅れてしまった場合、「3日ビハインドしてしまった」「投稿がビハインドしている」というように表現することがあります。

「ビハインド」の反対語・対義語とは?

「ビハインド」の反対語は「アヘッド」

「ビハインド」と反対の意味を持つ言葉は「アヘッド」です。「アヘッド」は英語の「ahead」のことで、「前に」「前途に」「前もって」などの意味があり、物事を前もって行う時や、物事が予定より先に進んでいる時などに使われます。

また「アヘッド」には、条件や状況が有利であることや、立場が優勢であることも意味します。たとえば、ビジネスシーンではノルマを優に追い越していたり、先んじて物事の準備をしている状況などで使われます。

「アヘッド」は英語で野球の「リード」のこと

英語圏で「アヘッド」は野球の「リード」を意味します。「アヘッド」は相手に勝ち越していたり、優勢なポジションにいる時などに使われますが、日本ではまだまだ「リード」という表現が定着しきっているのが現状です。

まとめ

「ビハインド」とは英語の「behind」のことで、「後ろ」「遅れる」「裏側」などの意味があります。ビジネスをはじめ、野球などのスポーツ、またYoutubeやサイトなどの分野などで幅広く使われています。

現代では外来語を中心とする多くのカタカナ語が使われるようになりました。中でも「ビハインド」は多くの場面で活用できる便利な言葉の一つだとも言えます。

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snowymt11
都内私立大卒(経済学部)、旅行会社、中堅商社を経て、豪州に移住。母親に小さい頃から「ことわざ」「言い伝え」「四字熟語」を毎日聞かされていた経緯あり。読んでいて疲れない記事書きがモットーです。日本最高!