「頑張ります」の敬語表現は?メールでの使い方や言い換えの例文も

「頑張ります」は日常生活でよく見聞きする表現です。しかし、就活やバイトの面接時またビジネスメールでは、どのような敬語表現を使えばよいのでしょうか?

ここでは「頑張ります」について、メールでの使い方や目上の人や上司への使い方、また英語表現を例文とあわせて紹介します。

「頑張ります」の意味とは?

「頑張ります」の意味は「我慢してやり抜く」

「頑張ります」とは「我慢してやり抜く」「自分の考えを最後まで通し抜く」という意味があります。これから起こるかもしれない困難や苦境にめげることなく、最後までやり遂げることを表します。

「頑張ります」は意気込みを表す

「頑張ります」は、何かに挑戦したり課題難題に取り込む際に、意気込みを表す言葉として使われます。誰かに物事を依頼された時や、仕事やプライベートにおいて新境地に向かう時など、期待や激励を受けた時の「ポジティブな返事」の一つとして用いられます。

もともと「頑張る」とは「苦難や逆境などに耐え、やり通すこと」を意味します。その「頑張る」に「します」という丁寧語をつけたのが「頑張ります」です。

自分の考えや意思などを貫いて、最後まで物事をやり抜く気合いそのものが「頑張ります」とも言えます。また、相手にやる気を見せるための意思表示でもあります。

お世話になったバイト先や教授にも使える表現

「頑張ります」は丁寧な表現でありながら、子供から大人まで幅広く使うことができる表現です。たとえば友達やバイト先、学生時代にお世話になった教授など、「頑張ります」と言える対象は数え切れません。

しかし、「頑張ります」は相手との距離が近い場合に好んで使われるため、恩師や教授などに対してはやや幼い印象を与えてしまうことがあります。相手との関係性にあわせて、敬語や言い換え表現を使うようにしましょう。

「頑張ります」の敬語表現とは?

「頑張ります」を上司に使うのは適切ではない

「頑張ります」は、普段からよく使われるカジュアルな表現です。語尾に「ます」がついており丁寧な言い回しになっていますが、社会人として「頑張ります」を用いるとやや語彙力や表現力に欠ける印象も。そのため、目上の人や上司また取引先などに対して使うのはおすすめできません。

もっとも、目上の人や上司に対しては敬意を示すのが礼儀となるため、謙譲語を使った表現を用いるようにしましょう。

一般的なビジネスシーンでは「尽力致します」

「頑張ります」の謙譲表現で、ビジネスシーンでも幅広く使えるのが「尽力致します(じんりょくいたします)」です。「尽力致します」の「尽力」とは「全てを出し切る」という意味で、「精いっぱい努力をして頑張っていきます」という気持ちを伝える表現となります。

ビジネスメールや取引先との挨拶で「精いっぱい取り組んでいく」という姿勢を示すことで、初めての相手にも好印象を与えられます。また「尽力」という少し硬い表現を使うと、真面目さや仕事に対する熱意も伝えることができるため、ビジネスシーンで好まれる言い回しです。

例文

今回のプロジェクトでも、成功を目指して尽力致します。

就活や仕事の挨拶で使える「努めて参ります」

「努めて参ります」は、就活や仕事の挨拶で使われる表現です。「努める」とは「力を尽くす」ことで、「なすべき物事に意識を集中して立ち向かう」といったニュアンスがあります。

就活の面接は、会社を選んだ理由や入社後どのような活躍をしたいかなど「やる気や意気込み」を相手に伝えるチャンスです。「努めて参ります」を使って、仕事に対する士気の高さや強い情熱、会社への敬意を表しましょう。また入社後や異動先での挨拶、取引先とのコミュニケーションでも同様のニュアンスで使えます。

「努める」は「努力をする」という意味であり、目的を達成するために取り組む姿勢を表す言葉です。「頑張ります」の言い換えに使える謙譲表現として覚えておきましょう。

例文

入社後は、責任をもって開発に努めて参ります。

新天地や新事業のスタートで「励んで参ります」

「励んで参ります」も「頑張ります」の謙譲表現です。そもそも「励む」は「気持ちを奮い立たせて事にあたる」という意味があり、熱心に奮闘し物事を行うことを表します。つまり「励んで参ります」で、「気持ちを奮い起こして努める」という意味になります。

「励んで参ります」は、これから取り掛かろうとする課題や仕事に対して「奮い立つ気持ち」を最大限にアピールできる表現です。そのため、転勤や転職による新天地での挨拶や、新事業スタートの顔合わせの場面でよく使われます。

また「励んで参ります」は「尽力致します」や「努めて参ります」より「前向きに明るく元気に取り組む」というニュアンスが強いことが特徴です。状況によって明朗なイメージを与えたい時は「励んで参ります」を選んでみましょう。

例文

新天地でも、市場の拡大を目標に励んで参ります。

ビジネスメールで「頑張ります」を使うのは控える

ビジネスメールで「頑張ります」という表現を使うと、やや幼く語彙力に欠けるという印象を与えてしまう可能性があります。無理にかしこまる必要はありませんが、「頑張ります」という表現ではビジネスシーンで求められる計画性や具体的な対応が伝わりづらくなります。

謙譲表現とあわせて「頑張らせていただきます」「頑張る所存でおります」とする場合もありますが、文字だけでやり取りするビジネスメールでは「尽力致します」「努めて参ります」または「励んで参ります」などの謙譲表現を用いたほうが無難です。

「頑張ります」を英語で表すと?

「頑張ります」の英語1「I will do my best」

「頑張ります」の最もポピュラーな英語フレーズは「I will do my best」で、「ベストを尽くします」いう意味になります。一般的に「頑張ります」のニュアンスで、スポーツの試合や試験前、恋人に結婚を申し込むときなど「頑張らなければならないシーン」で好んで使われます。

その他「I will try my best」「I will try my hardest」も、ビジネスシーンやあらゆる発言の場で「I will do my best」と同等の意味で用いられます。

例文

I have to solve the problem so I just do my best.
問題を解決しなくてはならない。とにかく頑張ります。

「頑張ります」の英語2「I believe in myself」

「頑張ります」を表すフレーズには「I believe in myself」もあります。直訳すると「自分を信じている」ですが、意味合いとしては「頑張るから期待していて」となります。

前述の「I will do mybest」は堅苦しくステレオタイプな決まり文句ですが、「I believe in myself」はより個性が出せるフレーズです。こちらもビジネスシーンや日常生活でよく使われますので活用してみてください。

例文

I need to beat a rival at work.  I do believe in myself.
仕事でライバルを倒したい。絶対頑張ります。

まとめ

「頑張ります」とは、意気込みや心気を示し「苦難や逆境に絶えて、精一杯の力を尽くして取り組みます」という意味の言葉です。しかし、ビジネスシーンでは丁寧さや語彙力に欠ける印象を与えてしまうことがあります。

就活やビジネスメールで「頑張ります」を使いたい時は、「尽力して参ります」「努めて参ります」などの謙譲表現に言い換えるとよいでしょう。

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snowymt11
都内私立大卒(経済学部)、旅行会社、中堅商社を経て、豪州に移住。母親に小さい頃から「ことわざ」「言い伝え」「四字熟語」を毎日聞かされていた経緯あり。読んでいて疲れない記事書きがモットーです。日本最高!