「インターバル」とは?音楽や筋トレ・勤務など分野別の意味も

「インターバル」は音楽では「音程」を意味し、筋トレでは「セット間の休憩」のことを指します。また仕事では「勤務間インターバル制度」があったりと、「インターバル」は分野によって異なる意味を持ちます。

ここでは「インターバル」の分野別の意味や使い方の他、「インターバル」の類語について紹介します。

「インターバル」の意味と英語表記は?

「インターバル」の意味1「間隔」「距離」

「インターバル」とは「空間的・時間的な間隔や距離」を意味します。二つの地点や境界間にある隔たりや距離を指したり、二つの出来事の間にある時間的な感覚を表します。

たとえば「二年の隔たり」は「二年のインターバル」、「30分毎に」は「30分のインターバルで」となります。

「インターバル」は、ある二つのものの間に存在する「隔たり」や「間隔」のことで、空間的、また時間的なスペースやギャップを表しています。

「インターバル」の意味2「時間的な合間」「休憩」

「インターバル」は「時間的な合間や休憩」を意味します。たとえば、仕事と仕事の合間を「インターバル」と言ったり、舞台では一幕の終わりから二幕が始まるまで休憩のことを「インターバル」と呼んでいます。

つまり、時間における二つの事柄の合間や休憩が「インターバル」です。時間は止まることがなく、常に前に進んでいるわけですから、一つの合間や休憩があるということは、必然的に「何かと何かの間」になります。それが「インターバル」に該当する部分となります。

「インターバル」は英語で「interval」

「インターバル」は英語の「interval」を語源に持つカタカナ語です。意味もカタカナ語で使うものと同じで「空間的な間隔や距離」「時間的な合間や休憩」となります。

余談になりますが「interval」のように頭に「inter」が付く単語には「中の」や「内部の」という意味合いが含まれる単語が多いです。たとえば「interval」の他に「intercom(内部通話)」や「intermediate(中間の)」などがあります。

「インターバル」の分野別の意味とは?

音楽分野で「二つの音の距離のこと」

「インターバル」は音楽の分野で「音程」を意味します。つまり、二つの音の距離や、綺麗な言葉で言えば「二つの音が重なり合うハーモーニー」のことを指します。

たとえば「ド」と「ミ」を同時に弾くと二重の音がでます。この「ド」と「ミ」の距離を音楽用語では「インターバル」といいます。「ド」と「ラ」、「ド」と「シ」のように、「インターバル」が離れれば離れるほど「度数」と呼ばれるものが上がっていきます。

度数の例
  • ドとドの音程=1度
  • ドとレの音程=2度
  • ドとミの音程=3度 (以下同様に続く)

また「インターバル」の種類には、音を重ねた時に濁りがなくスッキリと響く「完全系」と、不協和音のような響きを含む「長短系」があります。ここからさらに枝分かれし「完全音程」「長音程」「短音程」「増音程」「減音程」などに分かれます。

筋トレでは「セット間の休憩のこと」

筋トレの世界で「インターバル」は「セット間の休憩のこと」を意味します。筋肉トレーニングのカリキュラムでは、2セット、3セットというように、数セットを重ねて行うことが多いです。そして、セットとセットの間に入れるブレイクタイムのことを「インターバル」と呼んでいます。

筋トレにおける「インターバル」は非常に重要で、休憩時間の長さによって筋トレで現れる効果が歴然と変わってくると言われています。実際的に、この「インターバル」の時間を長過ぎたり、また短すぎたりすると、セットの効果が半減してしまうことがあります。

また、トレーニング方法の一つに「インターバルトレーニング」があります。たとえば、ランニングマシンの場合、速い速度で5分走り、速度を落として3分、そしてまた早い速度で5分というように、速度を下げる間隔を設けるトレーニングのことを指します。

「インターバル」を上手にカウントするには、無料アプリやタイマーの使用をおすすめします。確実に筋トレ効果を挙げるためにも活用していきましょう。

舞台では「幕毎にある休憩のこと」

舞台やコンサートなどでの「インタバール」とは「幕と幕との間に設定された休憩」を意味します。舞台演劇では「一幕」「二幕」「最終幕」というように、話の展開ごとに演技が区切られています。その幕が終わり、次の幕に入るまでにある休憩や合間のことを「インターバル」と呼んでいます。

舞台演劇での「インターバル」では、観客は記念品やお土産を買いに出かけたりしますが、舞台関係者は照明器具やセッティングの確認をしたり、俳優陣は衣装に着替えたり台本を確認したりと大忙しです。

助成金が出る「勤務間インターバル」制度

「勤務間インターバル」とは、一日の勤務終了時刻から翌日の始業時刻までの間、企業が定める一定時間以上の休息を設定し、睡眠時間やプライベート時間を保障する制度です。

残業が続くケースはもちろん、労働者が日々働くことを考慮し、一定時間の休息を確保するように働きかける制度が「勤務間インターバル」です。

たとえば「勤務間インターバル」を11時間に設定した時、前日の勤務終了日が午後11時の場合、翌日の始業時間は午前10時となります。通常は8時始業であっても「勤務間インターバル」を採用している場合、11時間の休息を取らなければならないため、始業時間を遅らせることができます。

また「勤務間インターバル」を導入すると企業に助成金が入ります。従業員の働き方や健康を守るためではなく企業にも優しい制度と言えるでしょう。

「インターバル」の類語とは?

「スペース」は「時間的な合間や期間のこと」

「スペース(space)」とは「時間的な合間や期間」「特定の用途における空間」などを意味します。例を挙げると、終業時間から帰宅時間までにある時間的な長さや、友達との距離感などを「スペース」という言葉で表すことがあります。

「インターバル」には「休息や休暇」という意味もありますが、「スペース」にはそういった意味合いは含まれていません。この点以外では「インターバル」に極めて近い類語と言えます。

「ブレイク」は「小休止や中断のこと」

「ブレイク(break)」とは「小休止」や「中断」などの意味があります。スポーツや仕事など、動作や思考などを伴う活動において、一度その動きを止めて小休止することを表します。

たとえば、数時間に及ぶ会議で数分の休み時間を取ることを「ブレイクを挟む」と言ったりします。通常「ブレイク」は長期間のものではなく、短い休息を意味することがほとんどです。まれに「10年のブレイク」など長い休暇に対して言ったりしますが、ここにはやや皮肉めいた感情が伴います。

まとめ

「インターバル」は英語の「inteval」のことで、基本的な意味は「間隔や距離」また「時間的な合間や休憩」などを意味します。「interval」の基本的な意味はほぼ変わりませんが、音楽や筋トレの他、勤務ルールや舞台などのように、分野によって使い方やニュアンスが多少違ってきます。

日常生活にはさまざまな「インターバル」が存在しますが、一般的には「休息期間」「休暇」などの意味が使うことが多いです。仕事に疲れたら、数日インターバルを設けてリフレッシュしてみるのも良いのではないでしょうか?

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snowymt11
都内私立大卒(経済学部)、旅行会社、中堅商社を経て、豪州に移住。母親に小さい頃から「ことわざ」「言い伝え」「四字熟語」を毎日聞かされていた経緯あり。読んでいて疲れない記事書きがモットーです。日本最高!